歩いて、寄付して、心もカラダもキレイになろう!
栃木県内で活動する NPOと一緒にハイキングを楽しみ、その中で活動を知り、伝え、寄付をしようというチャリティイベント「寄付ハイク」。他に類を見ないこのイベントも今回で第5回目を迎えました。
栃木県には、貧困や障害者・環境などの社会問題を解決したり、コミュニティ作りや文化振興などのより豊かな栃木県をつくるためにがんばっている活動がたくさんあります。しかし残念なことに、それらを知っている人は決して多くありません。
Vネットが他団体と共同で運営する「とちぎコミュニティ基金」ではそういった活動を多くの人に広め、支援の輪を広げることを使命としています。そこで考えだされたのがこの「寄付ハイク」。参加者やNPOが楽しみながら一緒に何かに取り組むことで、短時間であってもより深くお互いを知り、関係性を築くことができます。さらに、イベント自体を紹介し参加者を募る過程で、こういったがんばっている社会事業が存在することを、世間に周知することもできます。
目標を 20人⇒100人に
そんなわけでスタートした寄付ハイク企画ですが、5回目ともなればこれまでと同じではつまらない!
そこで、今回の寄付ハイクではひとつ目標を立てました。それは「参加者合計100人!」。ちなみに、これまでの寄付ハイクの参加人数はこんな感じでした。
- 第1回目 雨で中止(申込み12人位)
- 第2回目 47人…2010・5月の霧降丸山を登山
- 第3回目 26人…2011・5月の高原山を登山
- 第4回目 20人…2011・秋の茂木を10km歩く
これまでの参加人数からすれば、参加者100人というのは結構な人数です。これはハードル上げすぎたか…? しかし、イベントの波及効果を考えたらなんとか目標を達成したい! そこで、いくつか新しい試みを行うことになりました。
マッチョ向けからみんなにウケるものに
1つ目は、イベント自体の敷居を下げ、参加したい!と思うものに改良することです。これまでの寄付ハイクは「寄付登山」という異名を持つほどハードな行程が特徴(売り?)でした。そして、寄付金額も最低2,000円から。これはこれで、参加者の結束が高まるのは請け合いですが、いかんせん体力に自信のあるマッチョな方々専門のイベントとなります。
男臭ただよう寄付登山のファンには大変申し訳ないと心の中で土下座しつつ、今回は万人向けイベントに内容を変更しました。チラシもちょっとだけ可愛い雰囲気にしてみました。
その結果が、栃木市を舞台とした「蔵の街とちぎ散策コース」と「春の太平山ふもと歩きコース」の2つ。それぞれ歩きながら観光名所をたどり、春の栃木市を存分に楽しめるというものにしました。しかも、観光ガイドの説明付き!(詳しくは今後載せる各コースのレポートをご覧ください。)
続きます。
(文・石川)
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