今回は山コースのレポートです。
新緑の中、老若男女がわいわいがやがや、約40人で歩いた春の太平山いなか歩きコース。JR大平下駅を出発し、大中寺、清水寺を巡り、かかしの里で昼食を取った後、ぶどう団地の中を通ってスタート地点に戻る約8kmの行程でした。
大中寺では古くから伝わる七不思議について伺い、おどろおどろしいお話にちょっとだけ汗がひいてしまったかも。
長い石段を上り、清水寺から眺めた景色は絶景そのもの。
ためになるお話と素敵な景色で得した気分になったところで、あっという間に休憩ポイントのかかしの里に到着。
一緒に歩いたグループで輪を作って、みんなでおしゃべりしながらの昼食。
「疲れたねえ」なんて言い合ったり、チラシを配りながらしっかり自分の団体のPRをしたり、短いながらも思い思いに時間を過ごしました。
昼食の後は、各団体による「寄付のお願い」タイム。こちらのコースでは9団体による呼びかけが行われました。
普段向き合っている社会課題のこと、寄付の使い道に関すること、自分たちの夢のこと――短いながらも、それぞれの思いの丈を熱く語っていただきました。
また、団体のロゴマーク入りのTシャツを着用したり、のぼり旗を携えていたり、おそろいの作業着を着てメンバー全員で壇上に上がるなど、発表の内容はもちろんのことPRの仕方も思い思いに工夫を凝らしており、非常に印象的でした。
昼食を食べて、寄付をして、お腹も心も満たされたところで(財布は少し軽くなったけど)JR大平下駅に向かって再出発。
ぶどう団地の中のいなか道をのんびりおしゃべりしながら歩いていたら、あっという間に最終目的地に到着。1日ガイドをしてくださったNPO法人太平山南山麓友の会の皆さんにお礼をして、名残を惜しみつつ解散となりました。
参加した皆さんは「いろんな人とお話ができて楽しかった」「”寄付した人がいい人になる”という意味がわかった」と口々におっしゃっていました。
解散してからJR栃木駅まで戻る列車を待っている間、解散後にもかかわらず、参加者の多くが駅前の石段に腰掛けて楽しげに語り合っている様子を目の当たりにし、この事業に携われてよかったなと思ったのはきっと私だけではないでしょう。(文・土崎)
参加者の感想(全体)
- とってもよかったです。また参加したいです。
- 初の参加でしたが楽しめました!
- 蔵の街の散策は天気も良く風情を楽しめました。
- いろいろなNPOと交流できるよい機会となった。
- 天気に恵まれすばらしいハイキングでした。
- 車いすの子もすがすがしい気持ちで街の中を楽しんでました。
- 寄付はもっと一般の方の参加があったらうれしいですね
- のんびり街をみられて楽しかったです。
- 私もがんばります。
- 良い気分転換になりました。
- 青空の下楽しいハイクでした。皆さんのがんばりに元気づられました。
- すばらしい!!
- いろんなNPOがあることを知れてよかったです。
- たくさんの人と出会えてよかった。
- 初めて会ったひとたちと話ができて良かったです。
集まった寄付について
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総参加人数 118人
太平山コース 46人
蔵の街コース 56人
寄付のみ 16人
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寄付総額 390,450円
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団体ごとの寄付金額内訳
まごの手 11人 13,000円
サバイバルネット・ライフ 16人 17,000円
チャイルドラインとちぎ 14人 21,000円
ユースサポーターズネットワーク 12人 17,700円
自由空間ポー 14人 17,000円
うりずん 8人 13,000円
宇都宮まちづくり市民工房 5人 8,000円
あるべき支援を考える会 3人 8,000円
海がめ 7人 9,000円
もうひとつの美術館 14人 30,000円
蔵の街たんぽぽの会 13人 23,000円
トチギ環境未来基地 16人 25,000円
だいじょうぶ 33人 46,500円
はが路100km 3人 4,000円
まわた 13人 30,000円
とちぎボランティアネットワーク 29人 54,250円
ウイメンズハウスとちぎ 13人 37,000円
とちぎコミュニティ基金 7人 17,000円
皆さまからの寄付は、各団体がそれぞれの事業のために適切に使用させていただきます。また、寄付をいただいた方には、各団体よりお礼状が届きます。みなさま、また次回の参加をお待ちしています!(とちぎコミュニティ基金 運営委員一同)
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