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地域円卓会議で進める「子どもの貧困」撃退アクション
子どもの貧困撃退❤円卓会議=子どもSUNSUNプロジェクト
子どもSUNSUNプロジェクト宇都宮(サンサンPJ)は、年に4回定期円卓会議をやります。第1回は8/11(土)、3か月ごとの第2土曜日の午前9:30から(8/11、11/10/、2/9)。
目的は、
①現場とやりたい人・支援者の出会いをつくる。
②困難(不足、できないこと…)をみんなでなんとか対策していく。
の2つ。まさに円卓会議です。
座長は、廣瀬隆人さん(元宇都宮大学教授)。社会教育の専門家で、元々は北海道の高校の先生です。現場で見る子どもの貧困にも詳しいです。
8/11の議論の内容は
①現場の課題
a:9月オープンの清原地区の居場所/もうひとつの家、子ども食堂について(塩澤さん)
b:すずめこども食堂(中塚さん)
c:いろどりハウス:学習支援ボランティアの不足について(中野さん)
d:未定
その他に、②志金の配分について、③表現についてなどを話します。皆さん課題解決のために知恵と力を出しましょう。
第1回・定期円卓会議
日時:8/11(土)9:30-11:30
場所:宇都宮市中央生涯学習センター
定員:50人、参加無料
申込:電話か下記フォームで
※次回(11/10)からは、会場が変更になります。
藤井産業㈱の会議室(宇都宮市平出工業団地41-3)をお借りして実施します。
子どもSUNSUNプロジェクト(サンサンPJ)発足式・総会が6/17にあり100人の参加者がありました。湯浅誠さんの基調講演とともに2017報告・計画、マイ・アクションを考えました。
基調講演の湯浅誠さんは「子ども食堂を地域のみんなが集える場所」と考えるといいとアドバイス。
子どもの貧困というと、すぐに頭はアジア・アフリカ・海外…の貧しい子をイメージしてしまう。そうではなくで「お金なくて部活に入れない」「友達とは遊ばない」「鍋で家族団らんって、本当にあるんだ」「大学には行けない」というような、親が子育て困難な家の子どもを地域で育てる機能として「子ども食堂」を考えたらという。これを「地域的養護」と名づけたという。
地域的養護でやるのは「黄色信号での手当て」。例えば、高齢者バージョンなら「ゴミ屋敷」。住民には見えているが、すでに「赤信号」だ。認知症も発症しているかもしれない。説得して片付けさせてくれるまで莫大な時間と手間がかかる。でもここまで来るには数年、数十年の誰にもかまってもらえない黄信号の時期があったはずだ。
児童虐待は「赤信号」、みんな気づいているがもう手出しはできないでしょう。でも、子ども食堂ならずっと手前の黄色のうちに発見して、みんなで手当てができる。親とも関係が作れる。親の子育ての応援をする場所=中間地帯。黄色なら住民ができるし、むしろ住民しか発見できない、と言う。
確かに、サンサンPJの支援の骨組みも階層的だ(図参照)。子ども食堂415か所(対象12,455人)、無料学習支援(対象4600人)、居場所/もう一つの家14か所(208人)と、ピラミッド型をしている。底辺(子ども食堂)は青色と黄色、真ん中は黄色、頂点(居場所)は赤に近い黄色だろう。
また、社会福祉(社会的養護)と家庭養護の中間に地域的養護を想定すると、「家庭だけでは育たない」「地域で育てる」という皆が昔から分かっていた経験則も包含でき、国の政策にもなりやすい概念だろう。
湯浅さんは「みんなでやることが重要です。政治・政策的に強者に頼る方法もあるが、何かの拍子にコロッと足元をすくわれる。でも住民が子ども食堂をやり、多くを寄付で集めていたら、政府・行政もお金出さないわけにはいかない。そこで政策がかわる」と、言っていたのが印象的だった。(矢野)
※1:15歳の1学年のみ。15歳以下全部の社会的損失は43兆円となる(2013日本財団調べ)
※2:OECD加盟30 か国中最悪
※3:2010国勢調査。市内の18歳未満の子がいる母子世帯×50.8%
このように、子どもの貧困は深刻ですが、でも、まだまだ「じぶんごと」ではありません。
この円卓会議(マルチ・ステークホルダープロセス 多様な主体の参加による行動)は、子どもの貧困について一緒に知り、貧困撃退方法を一緒に考え、一緒に行動する本気の大人を増やすことを目的に実施します。
会議から行動までの一連の流れを通して「宇都宮の大人1人年間1000 円の寄付(1000 円×40 万人=4億) で、宇都宮の子供たちの貧困の連鎖を止められる」ことなど、自分の行動で社会を変えられる実感をもつような運動にしましょう。
会議・問題解決の過程で、<宇都宮の子ども=未来を守り育てる、元気な大人>の巻き込みを図ります。
【報告会・シンポ】
9/23 :第1回「あなたの知らない子どもの貧困の世界」…貧困の実情を「知る」シンポジウム
10/15:円卓会議・中間暫定報告会&人・志金集め
12/16:第2回「あなたの知らない子どもの貧困の世界」
2月 :第3回「あなたの知らない子どもの貧困の世界」
3月 :円卓会議・報告会
【寄付イベント】
9/30-10/1:チャリティウォーク56.7
12/23:子どもの貧困撃退♡チャリティ「サンタdeラン」
円卓会議は3段階
①円卓会議⇒ ②人・志金集め⇒ ③事業の立上げ
目標の設定と必要資源の積算( 円卓会議)、資源・資金獲得の行動( ファンドレイジング/ 人・志金あつめ)、事業の立ち上げの3段階で実施します。円卓会議に3~4か月、人・志金集めに3~4ヶ月をかける。
みんなで考え、みんなで知る
一般公開会議を2~3回実施します。
円卓会議は「旗揚げ」、「中間報告」、「報告&人・資金募集」の3 回の一般公開の会議を行います。目標設定や資源積算の過程を困窮事例を交えながら公表し、肉付け・ブラッシュアップを行う。
公開会議では、貧困の実態、支援の実情、貧困をなくす方法を知らせるとともに、本気の大人(100 ~ 200 人)を巻き込み、運動の輪を広げる。
公開会議の間に「調べ・まとめ会議」をチームごとに定期的に実施
公開会議の合間に、チームに分かれて、子ども食堂、無料学習支援、母子家庭就労支援、などテーマチームでを2週間に1回など定期的に開催します。「円卓メンバー」という調べ・まとめボランティアを募集しています。
円卓会議は各自治体ごと+全県
時期をずらして、次年度以降も。市町全部を目指します。
円卓会議は各自治体ごと+全県で実施します。先行して宇都宮・日光などが行いますが、その後7 月⇒ 9 月、8 月⇒ 10 月、1 月⇒ 3 月などさみだれ式に実施します。
また次年度から開始する自治体が多くなるよう公開会議などで発表します。できれば、話題作りや巻き込みのため、毎月県内どこかで一般公開会議を行うようにしたいです。
●宇都宮会議:7/15~(現在実施中)
●日光会議:1月頃~(予定)
●実施地区募集!
寄付の目標金額・分配
・積算予測額( 概算の必要金額・宇都宮のみ):2 億4000 万円
・当面の寄付目標金額( 予定):2400 万円
・分配:寄付金はとちぎコミュニティ基金( 認定NPO法人)
で一括して集め、積算に従って必要な団体・プロジェクトに分配します。寄付金のうち総務・広報・企画等の運営経費はおおむね寄付金額の20 ~ 25%程度となります。
ファンドレイザー(“志金”あつめボラ) の役割
「撃退レンジャー」という称号のファンドレイザーを募ります。撃退レンジャーは「子どもの貧困とその解決策」を伝えるメッセンジャーです。多様な主体( 企業、団体、学校、施設…) に現状・解決策を伝え、応援の“志金”あつめをします。
多様な「人・“志金”あつめ」方法。楽しく、でも、まじめに。
「仲間・“志金”あつめアクション」では既存の寄付集めイベントである、チャリティウォーク56.7(10/1)をかわきりに、サンタde ラン(12/23) までの3 か月をイベント型の志金あつめの集中時期とします。
また、期間限定せずに実施する“志金”あつめ手法として、クラウドファンディング、寄付つき商品、街頭募金・募金箱、子ども応援・社交ダンスなど、各種の新規の寄付集めの手法を開発・実施します。
プロボノ=営業マンのボランティアなど、も募集
特に、営業マンのボランティア、デザイナーのボランティア、先生のボランティア、行政マンのボランティアなど、プロボノ( プロのボランティア) を募集します。 また、自分なりの“志金”あつめもOKです。
●寄付ファンドレイジング営業マン・社長チームの会議…8/16、9/6、9/20、10/4。
19:00~とちぎVネット事務所で実施。
〒320-0027 栃木県宇都宮市塙田2-5-1 共生ビル3階 認定NPO法人とちぎボランティアネットワーク内
TEL 028-622-0021 FAX 028-623-6036
メール info@tochicomi.org
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