8月20日に、たかはら子ども未来基金の贈呈式&オリエンテーションを実施しました。今回は感染防止のためすべてオンラインで行いました。
今年は11人の学生が8団体に、7ヶ月(12日以上)、インターンシップ活動を行います。
なお、活動に対して、たかはら子ども未来基金から学生に60,000円、団体に40,000円の助成を行います。
このインターンシップ助成についてはコチラ⇒
前半の時間は、団体からの活動発表&学生の意気込み発表と、贈呈式を行いました。
今年は、初めて受け入れる団体も多くあります。8つのNPO・市民活動団体に協力していただき、学生たちの挑戦を応援していきます。
(インターンの活動内容)
・足尾に緑を育てる会(日光市) 3回目
⇒植林活動、植林のための整備、事務、企業などのグループ受入のサポートなど
・うりずん(宇都宮市) 2回目
⇒医療的ケア児とその兄弟たちの遊びサポート、オンラインプログラム企画など
・学びステーション鹿沼(鹿沼) NEW
⇒子どもと遊ぶ、イベント企画、事務局業務など
・宇都宮市学童保育センター(宇都宮市) NEW
⇒子どもと遊ぶ、学習支援、イベント企画など
・和音 いのくら児童クラブ(日光市) NEW
⇒子どもたちと遊ぶ、学ぶ、食事などを共にするなど
・キーデザイン(宇都宮市) NEW
⇒不登校の子どもへの支援、学習支援の体制づくりなど
・子ども食堂ノエル(鹿沼市) NEW
⇒食堂の食事作り、配食サポート、食品配布など
・風車(矢板市) NEW
⇒不登校や引きこもりの子どもへの学習支援、若者ボランティアチーム運営サポートなど
つづいて、後半の時間は、「インターンシップでできること」を事務局から話しました。
日々のコミュニケーションの大切さや、目標設定のすり合わせの方法について話をしました。
学生、団体それぞれが歩み寄ることで、良いインターンシップ活動が生まれます。
各団体で一期一会を大切にし、素敵な活動になることを願いながら話をしました。
ブレイクアウトルームを活用し、学生同士、団体同士の話し合いタイムを設けました。
テーマは「やってみたいこと」&「不安なこと」。
●やってみたいこと
インターン生からは、「子どもとの新しい企画を考えたい」「学校で学んでいることを活かしたい」という意見が出ました。
団体からは、コロナ禍ではありますが、感染対策をしっかりと行い、「現場で一緒に取り組む」ことが必要という意見が出ました。
●不安なこと
インターン生からは、「子どもとの接し方がうまくできるか不安」「今まで知らなかった分野での活動になるので、なにが自分にできるか不安」といった意見が出ました。団体からは「学生が望む活動ができるかどうか」という意見が出ました。
コロナ禍で活動自体を縮小・変更せざるを得ない団体が多いことがうかがえました。
その中でインターン生となにができるか…学生にとっても団体にとってもこれまでにない考え方が必要なのかもしれません。
審査委員の講評でも話がありましたが、「ピンチをチャンスに」取り組んでいただきたいと思います。
その後は、団体と学生の顔合わせタイムと続きました。ブレイクアウトルームを活用し、じっくりと話をしてもらいました。
初めて学生と団体が話す方も多かったので、自己紹介からはじまり、活動場所への行き方、活動スケジュールなどを話していました。
今後7か月で何をしたいか、話が大盛り上がりしていた団体と学生もありました。聞いているこちらまでワクワクしてきました。
7ヶ月間、これから学生が活動していきますが、楽しいことやおもしろいことだけでなく、大変なこと、難しいこともあるかもしれません。
学生と団体が一緒になって解決していけるよう、サポートしていけたらと思います。
応援をよろしくお願いいたします!!(み)