たかはら子ども未来基金の学生インターンシップ。8月にスタートし、それぞれの団体で活動が始まっています!
学生たちは基本的に1人(もしくは2人)でインターン活動をしています。そこで、10/7にインターン生交流会を行いました。お互いについて知るための「共通点探し」ワークをしたり、活動の途中経過を共有し合いました。NPOについてちょっとした勉強タイムもしました。オンライン上ではありましたが、インターン生からは「濃い2時間になった」との言葉がありました。
「子どもたちとの体験企画中です!」お互いに活動を報告
足尾に緑を育てる会のインターン生は、実際に足尾の山へ行ってきた、とのこと!「想像していたより緑豊か。でも、後世に残すために煙害によって荒廃した部分を一部残してありました」。今後は、子どもたちに自然体験を教えることができる資格「プロジェクト・ワイルド」を、多くの若者に取得してもらい、自然体験や自然教育の機会を広めていくために企画を進めていくそうです。
また、宇都宮市学童保育センターのインターン生は「子どもの農業体験を企画中」とのこと。自身が農業のバイトをしているつながりから、子どもたちにも農作業を体験してほしい、と思いついたそうです。まずはプランターで白菜を育てる予定とのこと。素敵な体験になりますように!
彼は、インターン活動が始まる前からボランティアとして団体に関わっていました。今はインターンシップとして、一歩「団体スタッフの視点で」活動することが求められます。難しいこともまずは自分で取り組んでみよう、と工夫して活動しているようです。
他にも、「きょうだい児への支援について調べている」「地域の人々と矢板のまち歩きイベントを企画中」「まだ1度しか活動に行けていないけど、やりたいこと、必要なことを積極的に見つけていきたい」といった話が出ました。
活動報告とセットで「みんなに聞きたいこと」!
報告だけでなく、「他のインターン生に聞きたいこと」も聞いてみました。
「子ども食堂のお弁当配布で、メニューを提案したい。小学生の時に好きだったメニューは?」という質問では、卵焼きやミートボールなど、一人ひとりの思い出メニューが聞けました。
「子どもと長時間接するのは初めて。どう接したらいいのか」という悩みには、教育学部や保育士を目指している学生から、具体的なアドバイスがでました。「まずは子どもの話をよく聞く」「子どもを受け入れる」など、私もとても勉強になりました。
その他、「活動の帰りの車で爆睡してしまう!!寝ないようにするには?」や「不登校の子どもと関わっていて疑問に思った。学校について、どんな印象があるか」など、さまざまな質問で盛り上がりました。
NPOインターンシップで学びを深める
最後のトークテーマは「NPOについて知ろう!」。なんのためにNPOインターンシップをするのか、改めて考えてもらう機会として、NPOの活動目的や、運営の特徴などをお話しました。「NPOの課題を聞いて、今活動している団体にも共通するものがあった」という気づきや「行政でも企業でもできないことができるNPOは、今の時代ますます必要だと思いました」といった感想がありました。
今回来られなかった学生さんもいたので、今後もインターン生との交流会を行います。また、今後インターン生の活動の様子をブログに更新していく予定です。お楽しみに!(み)