このインターンを応募したきっかけは母の紹介でした。私は前から何か新しいことを始めたいとは思いつつ、なかなか行動に移せない日々を送っていました。そんなある日から母から「子どもと触れ合うインターンがあるんだけどあなた参加してみたら?」と言われました。僕に子どもの面倒を見ることができるかなと不安な気持ちではありましたが、このインターンを機にもしかしたら自分に自信がついて今の自分を変えることができるかもしれないと思ったので応募しました。
大変だけど、「一緒にいると楽しい」
始めてみた感想は・・・とにかく疲れます(笑)。複数の子どもたちを相手にするので、かなり体力を使います。また、外で遊んでいるときに怪我をしないか、道路に走って自動車にぶつからないか、ちゃんと目を離さずに見るという部分もなかなか大変です。
ですが、嬉しいこともありました。それは子どもたち(特に男の子から)に"村上さんといると楽しい"と言ってもらえたことです。僕は恥ずかしながら大学に友達が1人もいません。約3年間1人で行動することが普通になっていて、誰かと感情を共有し合うことがありませんでした。そんな僕でも、一緒にいて楽しいと言ってくれる子がいるなんてとても嬉しかったし、この言葉だけでも本当にこのインターンシップに参加してよかったと思えた瞬間でした。
今後はクリスマス会やお餅つきのイベントがあります。僕も子どもたちも楽しめるような時間を過ごしたいです。
小さくてもなにかできることがある。
最後にこれを読んでるみなさんへ。僕たちにできることはとても少ないかもしれません。ですが何もできないわけではないと思います。少しでも多くの人たちに、このような活動をしている団体があり、貧困で困っている人たちがいるということを知ってもらえたら嬉しいです。長くなりましたが、ここまで読んでくださりありがとうございました。(NPO法人キッズシェルターインターン生:村上朝輝)
追伸 写真は虹の家のスタッフさんが作ってくれたご飯です。主食、主菜、副菜と健康的でとてもバランスのいいメニューです。
※たかはら子ども未来基金とは、子どもや若者の未来を応援するために、県北在住の夫妻が設立した基金です。学生インターン助成では、栃木県内のNPOや市民団体と大学生・専門学生などの若者をマッチングし、活動を応援します。詳しくはこちら